米Linux Foundationは8月20日、システム管理者向けおよびエンジニア向けの2種類の認定プログラムを発表した。認定プログラムはオンラインで受験でき、コマンドラインによる回答が求められる。

Linux Foundation Certified System Administrator(LFCS)は、Linuxが稼働するシステムでコマンドラインによる操作が行えるなど基本的なスキルを有するシステム管理者向けとなる。試験は、CentOS 6.4、OpenSUSE 13.1、Ubuntu 14.04から選択したディストリビューションでのCUIを用いて回答する。

Linux Foundation Certified Engineerは、LFCSよりも広範囲と深いスキルを持つエンジニアを対象としたもので、この認定を受けたエンジニアはシステムのアーキテクチャのデザインに責任を持つことになる。

Linux Foundationは、これらの認定プログラムと今年初めに発表した無料の「Introduction to Linux」MOOC (Massive Open Online Course)をあわせて、Linuxの専門家の人材拡大を支援していくという。

認定プログラムの申し込みはLinux FoundationのWebサイトで受け付けている。

通常の受験料は300ドルだが、新プログラム開催を記念して、500人限定で特別料金の50ドルで申し込みを受け付ける。