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Firefoxは8月19日(現地時間)、「Announcing Add-on SDK 1.17」において、Firefox Add-on SDKの最新版となる「Add-on SDK 1.17」の公開を伝えた。今回のリリースの目的はcfxツールのメンテナンスだとされており、このツールとしてのリリースはこのバージョンが最後になる見通し。SDKを利用している開発者に対してはより新しいツールであるJPMツールを代替として使うことが推奨されている。

JPMツールの利点としては次の点があげられている。

  • アドオンの中でnpmモジュールを作成したり使用することが可能
  • npmを使ったインストールはとても簡単(npm install -g jpmのように使用)。特にすでにnode.jsを使っている開発者にとっては便利
  • cfsはアドオンごとにSDK依存関係をパッケージングするときの処理が複雑だが、JPMではそうした複雑性が排除され簡単に使えるようになっている

Firefoxはアドオンと呼ばれるソフトウェアを活用することでブラウザの動作を拡張したりカスタマイズできる仕組みになっている。Add-on SDKはこうしたアドオンを開発するための基盤ソフトウェアとして長い間利用されてきた。