マイボイスコムは8月19日、同社の提供する「テキストマイニングサービス(Text-Voice)」を用いた自主調査「家電量販店の利用(第4回)」の分析結果を発表した。分析は「家電量販店を利用した際に感じた不満」に関する約3600件の自由回答を対象に行われている。
Text-Voiceは文章を最大6つの言葉の組合せで分類できるが、約3600件の回答をText-Voiceで解析した結果、家電量販店を利用したときに最も多い不満は、「販売や商品についての知識がある店員が少ない」だったという。ほかには「ネットショッピングと比べて価格が高い」「品揃えが少ない」「店頭での価格がわかりにくい」なども多い。
女性と男性で不満の内容が異なるという結果も出ており、女性は「聞きたいのに近くに店員がいないので聞けない」、「詳しく商品説明できる人がつかまらない」「いろいろ聞いてから購入したい」といった不満が多い一方で、「詳しくゆっくりと見て検討したいときに店員が寄ってきてしつこい」という人もいる。男性は「ネットと比べて高い」「価格表示や値引きがわかりにくい」「価格交渉が面倒」といった不満が多い。