ヤフーは8月20日、同日が「ヤフーの日」であることから、特別企画としてインターネット広告の歴史と未来を描写したインフォグラフィック「そこに山があるから」編を公開した。
1996年に設立されたYahoo! JAPAN。インターネット広告費は、2004年にラジオ広告を抜き、2006年には雑誌広告を、2009年には新聞広告を超える規模に成長を続けている。
公開されたインフォグラフィックはインターネット広告とともに歩んできた同社の取り組みとともに、過去・現在・未来のインターネット広告に関するユーザーの意識調査結果、国内外のインターネット広告の歴史を紹介する内容となっている。
ベタ貼りのバナー広告に始まり、リスティングやターゲティング、動画広告などインターネット広告は進化を続けてきたが、同社が7月に行った調査によると、インターネット広告は「ネガティブな印象を持たれている側面もあり、価値が十分に認知されているとはいえない」という。
一方で同調査からは、未来のインターネット広告について、「立体的」「香り付き」「より一人ひとりのニーズにあった」ものなどに期待する声もあるとしている。
ヤフーでは、「インターネット広告をより楽しめるコンテンツとしてユーザーや広告主に浸透させていきたい」とコメントしている。