LINEは8月18日、コミュニケーションアプリ「LINE」のセキュリティ強化として、PC版LINEやLINEウェブストアへログインするとスマートフォンやフィーチャーフォンに通知が届くようになったと発表した。
ログイン時に限らず、ログインに失敗した場合でも携帯電話に通知が届くため、第三者がログインしようとした場合に気付くことができるようになる。
なお、通知は「LINE」という名称の特殊アカウントで送られてくるため、ユーザーが友達に追加することなく、PCログインの通知が届くようになる。
万が一、身に覚えのない通知が来た場合には、第三者が不正ログインを行なったか、ログインを試した可能性がある。その場合には、LINEアプリを開いてすぐにパスワードを変更するよう、LINEでは呼びかけている。同時に、ログインメッセージのリンクを踏むことで、PCログインから強制的にログアウトさせることもできる。
また、LINEの公式アカウントに見せかけてLINEのアイコンと名称をかたるアカウントも存在する。公式アカウントかどうかを判別するには、「おすすめ」というメニュー表示が存在するため、表示がない場合にはブロックか削除を行なうよう呼びかけている。
LINEは、LINEへの不正ログイン(乗っ取り)問題が続いており、セキュリティ強化施策「LINE、不正ログイン対策でPC版LINEに認証番号による本人確認を導入」「LINE、ログインに「PINコード」を追加 - 利用設定を呼びかけ」を先月から相次いで発表している。