トランスコスモスは8月18日、ナレッジマネジメント / ソーシャルメディアサービス分野において、「ナレッジマネジメントスペシャリスト」と「ソーシャルリスニングスペシャリスト」という2種類の社内資格制度を導入したことを発表した。

ナレッジマネジメントスペシャリストは、コール / メールログ分析業務からFAQコンテンツ分析・制作まで、ナレッジマネジメントに関する一連のノウハウ・スキルを持った人材の資格制度。資格取得者はナレッジマネジメントの専門家として、マルチチャネルコンタクトセンター向けシステム「RightNow」を活用したFAQ作成などのサービスを顧客企業に提供する。

ソーシャルリスニングスペシャリストは、Facebook、Twitter、mixi、Google+などのさまざまなソーシャルメディア上でバズデータを収集・分析するノウハウ・スキルを持った人材の資格制度。資格取得者はソーシャルリスニングの専門家として、クローリングワードやリスニング期間の設定、ソーシャルメディア運用ツール「HootSuite」によるデータ収集などのサービスを顧客企業に提供する。

同社ではすでに40名以上がこれらの資格を取得しているという。現在、両資格を活かしたサービスが一部のセンターで展開されており、同社は将来的には他のセンターでも同様のサービスを展開できるように、社員の資格取得を推進するとしている。