電源がない場所でノートPCを利用している際、気になることの1つはバッテリの持ちだろう。 バッテリを効率よく利用する設定や運用方法などもあるが、AnandTechが、ノートPCにおけるブラウザのバッテリの消費を比較しているので、紹介したい。
AnandTechが調査で利用したノートPCはデルlの「XPS 15」だ。同調査では、XPS 15上で、Google Chrome 36、Internet Explorer 11(Modern UI版)、Internet Explorer 11(デスクトップ版)、Firefox 31、Google Chrome 37 Betaを、バッテリの残量が7%になるまでそれぞれ稼働させてみた。
その結果、最もバッテリが長持ちしたのはChrome 36で、バッテリ残量が7%になるまで、452分かかった。
以降、Internet Explorer 11(Modern UI版)が419分、Internet Explorer 11(デスクトップ版)が403分、Firefox 31が357分、Google Chrome 37 Betaが355分となった。
これらの結果は絶対ではなく、利用しているPCやインストールしているソフトウェアによって異なる可能性もあるが、ブラウザ選定の目安の1つにはなるだろう。
ちなみに、筆者のStephen Barrett氏はChrome 36がHiDPIディスプレイに対応していないため、個人的には、合理的に利用できないだろうと述べている。