情報処理推進機構(IPA)は経済産業省と共同で、8月26日に「企業の内部不正防止に関する緊急セミナー」を開催する。2014年に入り相次いで発覚している内部不正による機密情報の漏えい事件を受けたもので、講演はYouTubeでも公開するという。
IPAでは、内部不正による情報漏えいリスクを低減するため、「組織における内部不正防止ガイドライン」による対策見直しの緊急呼びかけを行い、セミナーも3回開催した。いずれの回も受講申し込みの受付開始当日に定員に達するなど高い関心を集めていたとのことで、改めて同ガイドラインの周知徹底を図る目的で、経済産業省と共同でセミナーを開催するまでに至った。
日時は、8月26日の13:30~16:30で、会場は経済産業省 経済産業省本館 地下2階講堂。定員が250名で、参加費は無料。
講演は、IPA 技術本部 セキュリティセンターで情報セキュリティ分析ラボラトリー長を務める小松 文子氏が内部不正の現状を紹介するなど、4講演が行なわれる予定だ。