帝国データバンクは8月14日、女性登用に対する企業の見解に関する調査の結果を発表した。同調査は2014年7月17日~31日に行われ、1万1017社から有効回答を得ている。
発表によると、女性従業員の割合が30%以上の企業は27.7%。また、女性の管理職の割合は、81.1%の企業で10%未満となっている。
女性管理職・役員の割合は、小規模企業のほうが高い傾向にあり、業種別で見ると「小売」や「不動産」で多い。
また、45.4%の企業が女性の活用や登用を「進めている」と答えており、その理由は「男女にかかわらず有能な人材を活かすため」が最も多い。