成田国際空港会社は8月11日、バードストライク発生件数を削減するため、鷹匠による鳥の追い払いを試験的に開始した。この試みは、B滑走路北側エリアで行われる。
8月11日から8月17日の間、各日7時から9時、16時から18時まで、場周道路および防音堤内を鷹匠が鷹を連れて鳥を追い払う。
バードストライクとは、鳥が航空機と衝突することをいい、航空機の損傷、飛行計画の変更、離陸中止といった被害がもたらされる。
国内空港におけるバードストライクの件数は年々増加しており、同空港では、昨年1年間で110件以上のバードストライクの報告を受けているという。
同空港では、点検員によるパトロール、散弾銃による駆除など、さまざまな対策を打っているが、なかなか減少には至っていない。