東芝は8月11日、スマートフォンと連携して「活動量・睡眠・食事」を記録する、2週間充電不要のリストバンド型活動量計「WERAM1100」を発表した。同日より、Amazon、Yahoo!ショッピングで予約受け付けを開始し、20日から販売を開始する。
同製品は、加速度センサーで測定した情報を分析し、歩数・移動距離・消費カロリーなどの「活動量」と睡眠時間・睡眠サイクルなどの「睡眠」を推定する。算出されたデータはBluetoothでスマートフォンへ転送され、専用アプリ上にグラフなどで表示される。
専用アプリ上では、「食事」を写真で簡単に記録できるため、活動量・睡眠・食事のトータルでの管理に対応。
専用アプリのダウンロードは、iPhone版は9月末、Android版は8月20日より開始される予定。
同社が半導体事業で培った独自の信号処理技術によって動作時の消費電力を最小限に抑えたことで、2週間の連続使用を実現した。そのため、外出先でも充電を気にせず利用できる。
また、独自開発のアルゴリズムにより、活動状態と睡眠状態を自動的に判定可能で、入眠時・起床時に手動で切り替えることなく24時間活動を計測する。
さらに、朝食の時刻や運動開始時刻など、個人のライフスタイルに合わせて設定したイベントも、リストバンド上の簡単な操作で記録することができる。
色はブラック、ライトグレー、スモークピンク、ブルーグリーンの4色から選択可能で、今秋には交換用リストバンドの販売が予定されている。
バンドの長さは、バックルを一番長い部分で固定した場合で約195mm、一番短い部分で固定した場合で約140mm、重量は約27グラムとなっている。価格はオープン。