Cypress Semiconductorの子会社であり、高速大容量不揮発性メモリソリューション手掛けるAgigA Techは8月6日(米国時間)、不揮発性DDR4 DIMM(NVDIMM)「AGIGARAM DDR4 NVDIMM」のサンプル出荷を主要OEMおよび開発パートナー企業向けに開始したと発表した。
同製品は、次世代の標準DIMMソケットやIntelベースのサーバプラットフォーム向けに設計され、ストレージやデータベースアクセラレーションをはじめとする多くのアプリケーションのI/O性能を引き上げる。また、DDR4は、信頼性や速度、消費電力を従来世代品に改善を加えて構築されたDRAMテクノロジの最新世代である。データレートが2400MT/sに達し、DDR3より動作電圧を20%低減しながら、性能を最大50%向上している。さらに、追加された消費電力削減機能により、総消費電力はDDR3より最大40%削減している。
なお、「AGIGARAM DDR4 NVDIMM」は、Agiga Techのアーリーアクセスプログラム(EAP)を通して限定された開発パートナー向けにサンプル出荷中。