日本写真印刷はこのほど、Bluetooth Low Energy(BLE)技術を活用した「レスキュービーコン」の開発を開始したことを発表した。

レスキュービーコンは小型の無線機器で、所有者の位置情報を半径約10メートル内にあるスマートフォンなどに伝える機能を持つ。スマートフォンなどの端末に専用アプリをインストールすることで、レスキュービーコンの発するIDを受信し、サーバーに所有者の情報を問い合わせることが可能になる。10メートルから近接距離まで、スマートフォンとの距離によってビーコンの発信するメッセージを変えることもできる。

小さい子どもや徘徊のおそれのある高齢者が携帯すれば、いざというときに発見される可能性が高まるほか、災害時の活躍も期待される。

端末のイメージ

サイズは52mm×38mm×14mmで、ボタン電池で約3年駆動し、外装ケースは生活防水に対応するという。開発は2014年12月に完了する予定。