東京都・銀座の靖山画廊では、"百鬼夜行"を13名の作家が独自の解釈で表現したグループ展「百鬼夜行 - HYAKKI-YAKOU -」を開催する。会期は8月22日~9月5日、開場時間は11:00~19:00(土日および最終日は17:00まで)。入場無料。

野桑敏哉「琴古主」(左)、野桑敏哉「琵琶牧々」(中)、相場るい児「囚われた猫又飾り根付」(右)

同展は、古来より数多くの怪談話や絵画などで取り上げられる「百鬼夜行」(日用品が化けた妖怪や鬼たちが闇夜を練り歩くさま)をテーマに、13名のアーティストがそれぞれ独自の解釈によって、多彩な妖怪たちを絵画や陶芸などの作品で表現するグループ展だ。

絵画では、日本画家・塩崎顕や大野友梨子、木島久美子をはじめ、岩崎絵里、中村あや子、さらにはアートフェア東京で注目を集めた油彩画家・池尻育志、田端麻子による作品が並ぶほか、立体作家では野桑敏哉、丸山達也、吉水快聞、神崎泰志、黒柳奈未子が参加。さらに、独創的な寓話世界を陶芸で表現する相場るい児の出展が予定されている。