日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は8月7日、搭載されたFPGAをLabVIEWシステム開発ソフトウェアでプログラムすることによって、計測機器の設定をユーザーのニーズに応じて設定できる「Software-Designed Instrument(ソフトウェア設計型計測器)」の新製品を発表した。

今回新しくラインアップに加わったのは6製品。うち2製品はオシロスコープモジュールで「NI PXIe-5170R」は4または8チャンネル同時サンプリング、14ビット、100 MHzの帯域幅、250 MSpsのサンプルレート、「NI PXIe-5171R」は8チャンネル同時サンプリング、14ビット、250 MHzの帯域幅、250 MSpsのサンプルレートが提供されている。両モデルとも年内にリリースを予定している。

同じく年内にリリース予定の信号アナライザと、デジタイザはそれぞれ1つずつ。「NI PXIe-5668R」信号アナライザは最大測定周波数26.5GHz、帯域幅は760MHzを備え、最高クラスの計測性能と速度を実現した。「NI PXIe-5624R」デジタイザは2 GSpsのリアルタイムサンプリング、12ビットの分解能、2GHzの帯域幅が提供されている。

残り2つは2015年初めにリリース予定の高速シリアル計測器で、「NI PXIe-6591R」は最大ラインレート12.5 Gbpsのチャンネルが8個、「NI PXIe-6592R」は最大ラインレート10 Gbpsのチャンネルが4個それぞれ搭載されている。

オシロスコープモジュール NI PXIe-5171R

信号アナライザ NI PXIe-5624R

高速シリアル計測器 NI PXIe-6591R