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Googleは「Inside AdSense : マルチスクリーン対応をするべき 3 つの事実」において、日本はモバイルウェブディスプレイの広告市場では米国を抜いてトップの市場であること、マルチスクリーンに対応しているサイトのAdSense収益年間成長率は87%ときわめて高いこと、などを説明した。デスクトップやタブレットデバイスのみならず、モバイルも含めたマルチスクリーン対応を進めることがAdSense収益を増やす上で重要であることがわかる。

同記事では日本のユーザの行動についても説明があり、日本のユーザには次の特徴があると説明している。

  • 訪問あたりのページビュー数が少ない
  • 直帰率(ページを訪れてすぐに離脱してしまうユーザーの割合)が低い
  • サイト滞在時間が短い

こうした特徴から、日本のユーザは効率的なユーザーエクスペリエンスを好む傾向があると指摘している。

鉄道網の発達した日本の都市部では、通勤や通学で鉄道が活用されることが多い。鉄道を使った移動中にスマートフォンなどが使われるケースが多く、モバイルウェアのディスプレイ広告で高い市場が形成されるものとみられる。