LINEは6日、ゲーム事業の新たな展開として、日本国内のゲームコンテンツ開発会社及びゲームコンテンツを対象とした投資ファンド「LINE GAME Global Gateway (仮)」を設立する方針を明らかにした。なお、LINEは同じく6日にgumiとの資本提携を発表している。
同社は2012年11月からLINEユーザーを基盤としたゲーム事業を展開しており、全40タイトル、世界で累計計4億1000万ダウンロードを達成するプラットフォームを提供している。
今回のファンドは、"さらなる飛躍のため"に、外部コンテンツプロバイダとのパートナーシップ強化を目的としている。LINEは、ファンドを通じて開発会社およびゲームコンテンツの開発を資金面で支援。「LINE GAME」のプラットフォームを通じて海外への展開を積極的に支援。
これにより、LINEと投資先企業の双方の事業拡大、およびLINE プラットフォームを通じた新たなエコシステムを構築を目指す考えだ。
現時点で発表されているファンドの概要は下記の通り。
名称 | LINE GAME Global Gateway (仮) |
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所在国 | 日本 |
予定投資規模 | 約100億円 |
出資者 | LINE株式会社、LINE Ventures 株式会社(仮) |
運用期間 | 2014年9月9日以降5年間 |
運営会社 | LINE Ventures 株式会社(仮) 代表:舛田 淳 Managing Director:江口 清貴 |
主な投資対象 | 世界展開を目指す日本のゲームコンテンツ開発会社及びゲームコンテンツ |
現在このファンドからの融資受け入れについての問い合わせを、同社Webサイト「オファー登録」より受け付けている。