PTCジャパンは8月6日、第3四半期の米PTCの業績を発表した。3D CADソフトのライセンス売上などが伸長し、業績は好調だった。

第3四半期は、売上高が3億3,700万ドル、前年同期非GAAP売上高比7%増。非GAAP1株当りの利益は0.53ドルで、前年同期比19%増。

非GAAP営業利益率は24.2%で前年同期比200ベーシスポイント増加。GAAP営業利益率が16.2%、GAAP1株当り利益が0.32ドルとなった。

全ライセンスの売上高は9,300万ドルで前年同期比15%増。地域別では日本が20%増、ヨーロッパが7%増、北米・中南米が1%増、環太平洋地域増減なしと、日本国内での販売が最も大きく伸びた。

製品の分野別では、主力のCADライセンス売上高は前年同期比26%増で、大規模な受注案件、新規ライセンス、Creoプラットフォームに関連するモジュールやアップグレードが売上に大きく貢献。

また、拡張PLMライセンスの売上高は前年同期比7%増、SLM事業(含エニグマ、ThingWorx)のライセンス売上高は、前年同期比増減なし。

なお、2014年度通期の指標は売上高が13億3,000万~13億4,500万ドル、非GAAP1株当り利益2.10~2.14ドル、ライセンス売上高が3億5,200万~3億6,700万ドル。

非GAAP営業利益率約25%、GAAP1株当り利益1.40~1.44ドル、GAAP営業利益率約17%(未完了のAxeda社買収処理、および、Atego社買収に係る経理処理を除く)としている。