ホットリンク、ソーシャルの書き込みをもとに個人の嗜好をプロファイリング

ホットリンクは、ソーシャルメディアへの書き込みデータをもとに、個人個人の生活全般への興味関心や嗜好性を導き出すことができるソーシャルプロファイリングデータ提供サービスを、8月5日から開始した。

ホットリンクは、同社が持つ「特定のキーワードを含む投稿内容の集合」を分析する技術を、「特定のアカウントが発信した内容の集合」に応用。ユーザーが公開設定としている投稿をもとに、東京大学工学系研究科 特任研究員 榊剛史博士との共同開発による嗜好性分析技術を組み合わせることで、ユーザの興味関心や特定ブランドへのロイヤリティーレベルを数値化して提供する。

得られたデータは、ユーザの興味関心に基づくターゲティング広告の配信精度を高めたり、企業がCRM活動において、まだ購買履歴がない消費者へのレコメンデーションを行ったりといったことへの利用を想定している。

ソーシャルプロファイリングデータは、API提供と手作業による提供が用意されている。API提供では、企業などが所有する自社顧客のTwitterIDをAPIに送ると、自社顧客のソーシャルプロファイルが返ってくる仕組み。手作業での提供では、同様に企業が所有するTwitterユーザ名のリストをホットリンクに渡すと、それらのアカウントのソーシャルプロファイルがデータとして納品される。