National Instruments(NI)の日本法人である日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は8月5日、システム開発ソフトウェアの最新版「LabVIEW 2014」を発表した。

最新版では、十分な情報を基に迅速な判断が下せるよう、データセットの集録・解析・表示機能が強化された。また、システム全体でコードとエンジニアリングプロセスの再利用ができ、ハードウェアとのやり取りも統一された方法で行うため、アプリケーションの拡張を図る際もスムーズに作業を進めることができる。これにより、時間とコストを削減できるとしている。

また、「LabVIEW 2014」の発表に併せて、これまでの「ベースパッケージ」、「開発システム」、「プロフェッショナル開発システム」の3つの開発パッケージに加え、自動テスト、組込制御/モニタリング、ハードウェアインザループ、リアルタイムテストそれぞれに特化したアドオンツールやソフトウェアをパッケージ化した「LabVIEW suites」の提供も開始される。さらに、最新版には、過去にユーザーから寄せられたフィードバックを元に開発された、コード化の生産性向上に役立つ機能が13個搭載されている。

日本NIのシステム開発ソフトウェアの最新版「LabVIEW 2014」の活用イメージ