大日本印刷(DNP)は、屋外に設置できる低価格なデジタルサイネージ(電子看板)「空冷式屋外サイネージ」を開発し、8月5日に発売すると発表した。
このデジタルサイネージは、従来の冷房装置(クーラー)による冷却から、複数の小型ファンを用いた空冷式の放熱装置に代えたことで、本体価格とメンテナンスコストの低減を実現した。防水性能はIPx3規格に準拠し、使用温度範囲は摂氏-5~40度。
画面サイズは縦型32インチで、外形寸法はH1,700×W600×D600mm。高輝度ディスプレイ、反射防止ガラスを採用することで、直射日光があたる屋外での高い視認性を確保した
対応コンテンツは、動画(H.264・Mpeg-2)および静止画(JPEG)。コンテンツの更新には、USBメモリを利用する。
価格は、1台導入の場合は72万円、30台導入の場合は65万円(1台あたり)。価格はいずれも税別。
DNPは、住宅展示場、飲食店、流通小売店などを中心に本製品を販売し、2014年度200台、2015年度1,000台の導入を目指す。