リコーは8月4日、大気中の霧や雨、黄砂など大気映像障害を取り除き、対象物を鮮明に記録できる独自の画像処理技術「大気障害除去システム」とフルHD対応により、高精細な画像出力を実現した監視カメラ用CCTVレンズ「H55ZC-ME-F-HD-PR01」を発表した。
近年、セキュリティ強化に対する関心が高まる中、さまざまな場所、用途で監視カメラの設置数が増加している。同製品は、「大気障害除去システム」使用時でもフルHDに対応した高精細画像の出力が可能。悪天候でも、鮮明な画像で目標物を記録できるので、国境監視、港湾、空港など広域・遠距離監視はもちろんのこと、森林火災監視や街頭監視でも威力を発揮するとしている。
なお、価格はオープン価格で、8月5日より発売する。年間200本の販売を目指している。