オープンデータ流通推進コンソーシアムは7月31日、公共データをオープンデータとして公開する際の留意点などをまとめた「オープンデータガイド ~オープンデータのためのルール・技術の手引き~ 第1版」を公開した。
公共データのオープンデータ化は、行政手続やその成果に関する「透明性・信頼性の向上」、「国民参加・官民協働の推進」、「経済の活性化・行政の効率化」などに役立てることが目的とされている。また、オープンデータの編集や加工はコンピュータを用いて行うのが一般的であるため、利用ルールを定めてデータの二次利用を認めることや、コンピュータで扱いやすいデータ形式で提供することが重要になる。
これらのことをふまえて、「オープンデータガイド」では、公共データをオープンデータとして公開するための参考になるように、オープンデータの作成・整形・公開に関する注意点などを「利用ルール」と「技術」の2つの観点からまとめている。
オープンデータガイド第1版の案については、2014年6月に意見募集が行わており、寄せられた意見をふまえて内容が修正されて、このほどの公開となった。
オープンデータガイドはWebサイトからダウンロードできる。