富士通は8月1日、専門商社・卸売業の顧客向けに、販売管理システム「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA F-TRADE」を販売開始したと発表した。
同製品は、専門商社・卸売業における共通業務を標準機能としてパッケージ化し、在庫評価基準の方式や部署コードの桁数など、標準機能のパラメータ設定変更を容易に行うことで、個社ごとの業務にも対応できる。
標準機能の中から必要な機能のみを選択でき、効率的かつ短期間のシステム導入を実現する。追加機能は、同社がこれまで販売管理システムで蓄積してきた部品群を活用して構築するため、業種特有の機能も柔軟に拡張可能。
また、システムの豊富なインタフェースにより、他のソリューションとの連携を実現し、業界の環境変化に応じてシステムを拡張できる。例えば、事業拡張による貿易システムとの連携、物流倉庫に対応するための倉庫管理システムやリベート管理を充実させるための専用ソリューションの追加など、必要なシステムを必要な時に、ニーズに合わせて連携させることができる。
価格は、880万円から(税別)。