「ギャンブル依存症問題を考える会」(SOGA)は、クオリサイトテクノロジーズと、依存症対策に関する顧問契約を7月に締結、設立記念フォーラム「正しい知識の啓発と予防教育の大切さ」を8月3日に開催する。
今後、クオリサイトテクノロジーズは、SOGAの協力のもと、依存症に関する全国初の取り組みとして、全社員に対し、「依存症基礎知識」の講習会を実施するなど依存症に関する予防教育を行うほか、依存症の早期対応窓口を設置し、社員を依存症から守る取り組みを開始する。
具体的には、クオリサイトテクノロジーズは全社員が依存症という病気の概念、依存症の種類、依存症にならないために、自分に問題行動が起きたらどうしたら良いのかといった内容の「依存症基礎知識」の講習会を受講する。
なお、SOGAは、設立記念フォーラム「正しい知識の啓発と予防教育の大切さ」を8月3日13時30分から目黒区中小企業センターホールにて開催する。当日は、依存症問題を研究している筑波大学医学医療系社会精神保健学准教授 森田展彰氏を招き、「日本の企業における依存症教育の必要性」について講演するほか、元アップルコンピュータ社長で、現在、人材育成・教育に取り組む山元賢治氏より「次世代を担う若者たちへ」という講演が実施される。