グループや企業がパスワードをセキュアに管理・共有できるサービス「Mitro」を提供するMitro Labsを、Twitterが買収した。Mitro LabsでのMitroの開発は終了になり、同社はMitroのサーバ用およびクライアント用のコードをGitHubにおいてGPLライセンスで公開する。
Mitroの開発チームはTwitterのロケーションチームに加わり、今後はジオ関連のプロジェクトに携わる。Mitro Labsは元Googleエンジニアの3人が立ち上げた小規模なスタートアップだ。Mitroは安全かつ便利にパスワードを共有できるサービスとして高く評価され、ユーザーのサポートも得ていたため、買収交渉においてMitroをオープンソースソフトウエアプロジェクトとして継続させることを求めた。
2014年末まではMitroがサーバの運営費を拠出する。オープンソース化にはEFF(Electronic Frontier Foundation)が協力しており、Mitroのコードが安全性を実証し、またコミュニティで評判になれば、サービスの継続に向けた支援を行うという。