コンテンツ海外流通促進機構(CODA)は7月30日、日本の出版社とアニメ関連企業15社が参加する「マンガ・アニメ海賊版対策協議会」がこのほど、Manga-Anime Guardians Project(MAGP)を本格稼動させたことを発表した。
マンガ・アニメ海賊版対策協議会は、経済産業省の呼びかけに賛同した民間企業が集まって2013年に発足した組織で、CODAが事務局を務めている。
MAGPでは、海賊版の削除を効率的に行うとともに、ファンを海賊版から正規版サイトへ誘導する仕組みを作り、国内外への普及啓発も行うという。
海賊版の削除については、出版社およびアニメ関連企業約40社580作品のコンテンツを対象として、8月から約5ヵ月間、集中的な海賊版削除を開始する。
またファンを正規版サイトへ誘導する仕組みとして、日本のマンガ・アニメの正規版コンテンツのリンク集「Manga-Anime here」が7月30日にオープンしている。
正規版コンテンツの普及啓発に関しては、日本の名作マンガ・アニメにおける「ありがとう」のシーンを繋いだムービーコンテンツが公開されている。