ディー・エヌ・エー(DeNA)の子会社として、ヘルスケア事業を担うDeNAライフサイエンスは7月30日、一般消費者向け遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」の提供を8月12日(火)から開始すると発表した。これにともない、購入予約受け付けを、7月30日11時よりAmazon.co.jp(Amazon)にて行っている。
MYCODEとは、自宅にいながら自身の遺伝子を検査できるサービス。被験者の唾液をもとに遺伝子情報を読み取り、「胃がん・肺がん・食道がんなど40種類のがん」や「糖尿病・高血圧・心臓疾患など25種類の生活習慣病」、その他疾病リスク、肥満・肌質など体質等、最大で282の検査項目に関する情報を提供する。
検査は、遺伝子解析に関する約1400報の研究論文から厳選した400報を超える論文がベースとなる「日本人疾病リスク予測アルゴリズム」を使用。検査を受けた人の遺伝子情報が、統計学的にどのような特徴を持つのかを導き出し、解りやすく結果を提示するほか、疾病リスクを低減する可能性のある生活習慣へのアドバイスなども提供する。
同サービスの利用には、検査キットの購入が必要。3コースが用意されており、全ての検査項目を網羅した「オールインワン280+」(2万9800円)と、がんや生活習慣病、体質など100項目が利用できる「ヘルスケア100+」(1万9800円)、肥満や肌質、髪質など体質に関する30項目に特化した「カラダ30+」(9800円)となる。(価格は全て税別)
MYCODEの詳しい説明は、こちらから確認してほしい。
なお、DeNAライフサイエンスは、「同サービスで提供する情報は、統計的な傾向を示すものであり、健康状態や疾患の診断のような医療行為には該当しないほか、医師による診断に置き換えられたり、診断を補充するものではありません」としている。