安川電機は7月29日、中部地区におけるロボット事業の強化と事業の集約化を目的に、愛知県みよし市に中部支店・中部ロボットセンタの開設を計画していることを発表した。
中部支店・中部ロボットセンタは、「来て・見て・触って」をコンセプトに、実機を使ったデモやテストを通じて、ロボットの理解を深められる設備になっている。本設備の稼動により、一層の自動化拡大余地のある、食品、医薬品、化粧品市場などハンドリングロボットの市場開拓に注力する方針だ。
また本施設では、ロボットを使った自動化設備の設計・製作をお客様から請け負うシステムインテグレータ(以下、SI)への情報提供や教育などのサポート体制も強化する。SI専用の施設を設け、実際の安川電機のロボット製品を使用し、理解できるようにすることで、SIとの関係を強化するという。
中部支店・中部ロボットセンタ完成予想図 |