三井不動産レジデンシャルとトラフ建築設計事務所、カヤックは、「2020 ふつうの家展 ~Park Homes EXPO 2014~」を開催する。開催日時は8月6日~10日(追加開催会期は8月23日、24日、30日、31日)。所要時間は各回60分(完全予約制/ナビゲーターによるツアー形式)。会場は東京都・中央区の体感型施設「パークホームズイマジネーションミュージアム」。入場無料。

同展では、ICTと住空間が一体化した「少し未来の家」を想像した空間を展示する。展示する内容は、東京都が掲げる住宅マスタープラン・ガイドラインにおいて定義された期間(2011~2020年)の最終年となる2020年の暮らしを想定して表現されている。

また、具体的な展示内容は、マンション内でレシピを共有したり、子供の工作を3Dプリンタで調理器具に加工したりするなど、ナビゲーションやデジタル機器で家庭内で作ることのできる範囲が広がる「ツクル空間」、ダイニングテーブルを真上から撮影することで毎日の夕食の風景がテーブル上に再現される「キオクスル食卓」、オンラインビデオ通信システムを窓に見立て住空間に組み込むことで、離れた家族や海外の友達と家の中にいながら日常的に交流できる「ツナガル窓」、その日の気分に合わせて扉の開く音を変えられる「オトノナル扉」といったものがある。

そのほか、期間中はワークショップも開催。ハバタク、FabLabKamakuraの特別協力によるレーザーカッターを使った「イエファブワークショップ!~自分の部屋に名前をつけよう~」などといった内容が展開される。なお、展示ツアーおよびワークショップはWebあるいは電話による完全予約制となっているため、詳細や手続きについては同展のWebページを参照してほしい。