FreeBSD - The Power To Serve |
FreeBSDプロジェクトは「FreeBSD Quarterly Status Report」において2014年第2四半期におけるプロジェクトの活動概要を伝えた。2014年第2四半期は新しいコアチームの選出が実施されたほか、2つ目となるPorts Collectionの安定版ブランチの作成、FreeBSD 9.3-RELEASEの公開などが実施された。
報告されている活動から特に興味深いものをまとめると次のとおり。
- NFSおよびiSCSIの性能向上、マルチコアシステムにおけるスケーラビリティの向上
- PostgreSQL、40コアマシンでのスケーラビリティ向上
- 2014年~2016年コアチーム選出
- 5年サポートという新しいサポートポリシーの発表
- バグトラッキングシステムをGNATSからBugzillaへ移行
- Ports Collection収録ソフトウェア数25,000へ近づく
- FreeBSD 9.3-RELEASEの公開
- FreeBSD 10.2-RELEASEでの導入を予定した自動マウントファイルシステムの開発
- 依存関係処理機能を向上させたpkg(8) 1.3をリリース
- Fiasco.OCマイクロカーネルへのFreeBSDの移植
- tmpfsの安定性向上
FreeBSDプロジェクトは四半期に一度ステータスレポートを公開しており、現在進められている開発や関連するソフトウェアプロジェクトの活動などの要約を知ることができるようになっている。