米Twitterが7月29日(現地時間)に発表した2014年第2四半期決算は、売上高が前年同期比124%増の3億1200万ドルだった。懸念されていたアクティブユーザー数の伸びもアナリストの予想を上回り、NYSE市場の時間外取引においてTwitter株が値上がりした。
4-6月期の広告売上は全体の89%の2億7700万ドル (前年同期比129%増)、そのうちの81%がモバイル広告だった。データライセンスなどの売上は3500万ドル(同90%増)。損益は、会計原則(GAAP)ベースで1億4500万ドルの純損失、特別費用などを除いた非GAAPベースでは1500万ドルの黒字だった。
月間アクティブユーザー数(MAU)の平均は2億7100万人で前期比6.3%増。2期連続で増加ペースが伸びており、2億6700万人というアナリストの予想を上回った。モバイルMAUは、MAUの78%に相当する2億1100万人。タイムライン閲覧数が前期の1570億回から1730億回に増加し、1000タイムライン閲覧あたりの広告収入が前期の1.44ドルから1.60ドルに上がった。