NTT東日本は7月28日、開発中の光アクセスサービスの小型ONUが、広く普及するようインタフェース仕様を開示すると発表した。

同社は、事業者・端末メーカーからの、光につながる独自のデバイスを開発したい、さまざまなデバイスを光につなげたいという要望に応えるため、各デバイスに一体化・内蔵が可能な小型ONUの開発を進めている。今回、同ONUを実装可能なデバイスを多くの事業者・端末メーカーが開発できるよう、インタフェース仕様を開示する。これにより、近い将来ユーザーにとってのサービス・端末の選択肢が広がっていくとともに、光のさらなる利用シーンの拡大に期待しているとコメントしている。

なお、通信機器に接続する光トランシーバの規格には、広く普及している「SFP+」インタフェースを採用し、容易に各デバイスと脱着できるようにする。2015年6月より提供を開始する予定。

小型ONUの期待される利用シーン