クロスフィニティは7月25日、2014年度版の日本国内におけるSEO市場調査の結果を発表した。同調査は市場関係者へのヒアリングや公開情報の収集などを通じて行われ、調査期間は2013年1月~2014年6月となっている。レポートには、2013年までの実績と2016年までの市場予測がまとめられている。
発表によると、2013年はGoogleが音声検索などの自然文検索を対象にした新しいアルゴリズムを導入したことや、スマートフォン向けWebサイトにおいて誤った設定に対してランキング変更を示唆したことに加え、スマートフォン関連市場の盛り上がりもあって、スマートフォン向けWebサイトのSEO設計コンサルティングの需要が増加したという。
2013年のSEO市場規模は前年比115.7%の315.4億円となっており、2014年は369.0億円という予測になっている。同社は2015年以降も市場規模は拡大し、2016年度には530.6億円に達すると予想している。