YKK APは7月28日、国内アルミ素材製造の中核工場である黒部事業所黒部製造所(以下、黒部製造所)の再構築計画に着手した。

黒部製造所は、2009年までにアルミ素材一貫生産FA化モデルラインを完成させている。今回の再構築では、それを更に拡大するとともに、インフラ基盤の強化、構内物流改善、ラインのコンパクト化実現に向け、順次計画を進めていく。2014年度は、アルミ押出ラインと排水処理施設の更新として、24億円の投資を計画している。

黒部事業所は、生産・開発の本部機能、本社機能の一部があるYKK APの国内最大拠点。アルミの鋳造・押出・表面処理の設備を持ち、全世界のYKK APアルミ技術の中核拠点となる見込みだ。