ウェザーニューズは7月28日、全国のウェザーリポーターの協力により実施した花火大会に関する調査の結果を発表した。同調査は、7月3日から8日にかけて、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」内のウェザーリポーター合計6万9,317人が参加したもの。
花火大会の場所取りをいつからするかという問いに対する全国1万880人の回答を集計した結果、「0時間(76%)」となり、多くの人が場所取りをしないことが明らかになった。
「1時間」以上のランクを選択した人(場所取りをする人)の場所取りに要する時間の平均は2.6時間で、まだ日が暮れないうちから見物場所の確保をしていることがわかった。全国の中で場所取りの時間が最も長いのは山梨県の3.9時間で、花火を楽しむ時間より、場所取りの時間のほうが長くなっている。
全国1万2,151人の回答を集計した結果、花火大会に行く回数の全国平均は0.9回で、平均すると花火大会に1人1回も行っていないことがわかった。最も回数が多いのは鹿児島県の1.6回で、全国的に有名な花火大会が開催される秋田県(大曲の花火)や新潟県(長岡まつり大花火大会)も上位にランクインした。
花火大会に出かける回数の分布を見ると、関東南部や京阪神など、大きな都市があるエリアを中心に、花火大会に出かける人が平均より少なかった。