オリコンは7月25日、2014年上半期の「書籍マーケットレポート」を発表した。同調査の対象期間は2013年12月30日~2014年6月29日で、調査協力店はAmazon.co.jpなどのWeb通販を含む1940店舗となっている。
発表によると、2014年上半期における書籍市場の総売上額(税込)は5229.1億円で、前年同期より0.8%減少した。総売上部数は5億9423.7万部で前年同期比97.8%となった。
形態別の売上を見ると、単行本、新書、大型本、ムック、文庫が前年同期比マイナスとなる中、書籍扱いのグッズなどを含む「その他」が前年同期比119.2%の96.1億円を記録した。
出版社別シェアは、講談社が1位、KADOKAWAが2位、集英社が3位となっている。