シャープは7月24日、NTSC比90%の高色再現性において、全光束(明るさ)8.3lmを実現した中小型液晶バックライト用サイド発光タイプのLEDデバイス「GM4BN6F3S0A」を開発したと発表した。
同製品は、青色LEDチップと赤色および緑色の蛍光体を組み合わせることで白色に発光する液晶バックライト用のLEDで、蛍光体の材料と各色の配合の割合を最適化することで、NTSC比90%の色再現性を確保しながら、明るさ8.3lmを実現したという。
また、パッケージも、従来品比で約3割の小型化となる、3.0mm×0.84mm×0.6mmを実現。これにより、液晶パネルへの搭載個数を増やすことができるようになるため、タブレットやノートパソコンなど中型サイズの液晶画面の輝度を向上させることが可能になるとしている。
なお、同製品は2014年8月6日よりサンプル価格40円にてサンプル出荷を開始し、同9月より量産出荷を開始する予定だとしている。