フジテレビジョンは、アーティストの作品を新しい切り口で紹介するTV番組「アーホ!」を関東ローカルにて放送する。放送日時は7月25日 深夜26:30~27:30。

現代美術の作品の中から、飛び抜けた発送や卓越した意外性を持った作品を紹介する番組「アーホ!」第8回が、7月25日に関東ローカルで放送される

同番組では、現代美術や音楽、パフォーマンス、ファッションなどの各分野において発表されている、飛び抜けた発想や卓越した意外性を持った作品を、「アート」と「アホ」(関西弁で、愛嬌がある、すごいという意味)を組み合わせた造語「アーホ!」と呼称。そうした作品を取り上げ、近い距離感で"ツッコんで"いくことで、その作品の新たな魅力を引き出すかたちで紹介していく。同番組はこれまで計7回放送されており、前回は初の全国ネットでの放送が行われた。第8回となる今回は、関東圏のみでの放送となる。

今回から初まる新コーナー「アーホ!なプロジェクト」では、「装い」をテーマに衣服を使って人と人の新しいつながりを生むアーティストで、六本木アートナイトではメイン作品を制作した西尾美也が出演。自らの作品制作だけに留まらず、国内海外で地域の人々を巻き込んで展開するプロジェクトを紹介するという。

「アーホ!」場面カット

そのほか、登場するアーティストは、自身の肉体を作品とする「にくにくしいアーティスト」の瀧弘子、石のイメージをくつがえす作品を生み出す「ロックなアーティスト」の伊藤博敏、「ノーメッセージアーティスト」の田中偉一郎、「生と死を考えるアーティスト」の大垣美穂子。司会は、過去の放送とおなじく千原ジュニアと中川翔子、「美術手帖」編集長岩渕貞哉が務め、ゲストとしてテリー伊藤、松尾幸実、村上虹郎、秋山竜次(ロバート)が出演する。

なお、マイナビニュースでは、うまい棒に彫った仏像「うまい仏」などを生み出した河地貢士絵や写真に消しゴムをかけ、その消しかすで描かれた対象を立体像にする入江早耶など、過去に同番組に出演したこともあるアーティストのインタビューを掲載しているため、あわせて参照してみてほしい。