三菱日立パワーシステムズと日立製作所の中国統括会社である日立(中国)有限公司（HCH）は7月23日、中国の寧波科豊燃機熱電有限公司（Ningbo Kefeng Thermal Power Co., Ltd.）向けH-25ガスタービンを受注した。

これは浙江省寧波市に位置する同社1号機の既存設備を新型ガスタービンにリプレースするためのもので、三菱日立パワーシステムズ発足後にH-25ガスタービンを受注するのは今回が初めて。運転開始は2015年7月中旬の予定。

H-25ガスタービンは、クラス最高レベルの出力と効率を誇るヘビーデューティ型ガスタービン。省エネや環境負荷低減にも優れており、今回のリプレースでもプラント効率で既存設備比約12パーセントの向上を実現する計画。

三菱日立パワーシステムズは今後も、火力発電システム市場の多種多様なニーズに的確に対応しつつ、この分野のグローバルトップを目指して積極的な営業活動を展開していく。

H-25 ガスタービン