日産自動車は7月23日、今秋発売予定の「ノート NISMO」を初めて公開した。あわせて同日、「フェアレディZ NISMO」をマイナーチェンジしたほか、今秋に「ジューク NISMO」の新グレード「NISMO RS」を発売することを発表した。
今回公開された「ノート NISMO」は、量販車種「ノート」に追加するNISMOシリーズ第5弾となるモデル。
従来からの熱狂的なモータースポーツファンやスポーツドライビング志向の人に限らず、より幅広い層の人にもNISMOの情熱とこだわりを注いだクルマをご提供するため「NISMO」と「NISMO S」の2グレードが設定される。
具体的には、「NISMO」は格好よく洗練されたスポーティなデザインで自己表現をしたい人やスポーティな走りと低燃費を両立させたい人に向けて、「NISMO S」はモータースポーツで培ったパフォーマンスを自分のものにしたいスポーツドライビング志向の人が満足できる仕様となっている。
シートのバリエーションが多彩であるのも特徴の1つで、「ノート NISMO S」の標準装備のシート、「ノート NISMO」のメーカーオプション設定の「専用スポーツシート」に加え、「ノート NISMO S」には同社とRECAROが共同開発したNISMO専用チューニングを施した「RECARO製スポーツシート」をメーカーオプションで提供する予定。
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナルの代表取締役社長兼CEOの宮谷正一氏は、「NISMOは創立30周年を迎え、今後、ロードカーラインアップをさらに拡充していく計画。本日公開するノートはある意味で、NISMOロードカーを象徴するモデルと言える」と述べている。