米Facebookが7月23日(現地時間)に発表した2014年第2四半期(4月-6月)決算は、モバイル広告が堅調に伸び、売上・利益ともにアナリストの平均予想を上回った。

6月期の売上高は、前年同期比61%増の29億1000万ドルだった。広告収入は全体の92%に相当する26億7600万ドル。広告収入におけるモバイル広告の割合が前期の59%から約62%に拡大した。会計原則(GAAP)ベースの純利益は、前年同期の3億3300万ドルから138%増の7億9100万ドルで、1株利益は0.30ドル。非GAAPベースでは10億9100万ドル (1株あたり0.42ドル)だった。

2014年3月末時点の月間アクティブユーザー数(MAU)は前期比3%増の13億1700万人。そのうちモバイルMAUは同6%増の10億7000万人、またモバイルのみのMAU (モバイルアプリまたはモバイルWebサイトのみ使用)が同17%増の3億9900万人に増加した。モバイルのみのユーザーの割合が初めて30%を超えた(前期は27%)。

モバイル月間アクティブユーザー数の推移(単位: 百万)