アドビ システムズと「GIFMAGAZINE」を運営するcreative boxは共催で、GIFアニメコンテスト「the GIFs -Award of GIF creator-」を開催する。作品の募集期間は8月1日~11月9日 23:59まで。審査期間は11月10日~30日、表彰式は12月5日を予定。
同コンテストは、モバイルデバイスの普及による短編動画のニーズやループ表現の面白さなどから、アートとしても人気が再燃しているファイルフォーマット「GIF」を使ったアニメーション表現「GIFアニメ」を募集し、クリエイターの活躍の場となることを目指すもの。1987年の登場以来、一時は廃れたかのように見えたGIFアニメだが、アメリカの流行語大賞にあたる「Word of the year 2012」で「GIF」が選ばれたほか、ロンドンの美術館「サーチ・ギャラリー(The Saatchi Gallery)」で国際的なGIFアニメのコンテストが開催されるなど、近年世界的に盛り上がりを見せているという。
また、同コンテストでは、応募作品の中から、最も優れた作品を審査員が選出する最優秀賞(1作品)のほか、同じく審査員が選ぶ優秀賞(5作品)、芸術手法や独創的な作風を重視するアート部門賞(1作品)、一風変わった作品やおもしろい切り口の作品を選出するインタラクティブ部門賞(1作品)に加え、人々の目を奪う驚きと感動にあふれた作品を選ぶシネマグラフ部門賞、さらに審査員が独自の判断基準でそれぞれ1作品を選出する審査員賞、22歳以下のクリエーターによる将来性を感じさせる作品が選ばれるU-22部門賞(1作品)、Adobe Creative Cloudを活用した芸術的な作品に対してアドビ システムズが選出する「Adobe賞」、Webサイト上で最もView数が多い作品が選ばれる「GIFMAGAZINE賞」など、多彩な表彰カテゴリが用意される。このほか、協賛各社からノベルティの授与、あるいは取材なども行われる予定とのこと。
なお、GIFアニメ作品の投稿要件として、「アニメーションGIF画像であること」、「他者の著作権を侵害していないこと」、「ファイルサイズが20MB以内であること」、「投稿者のオリジナルであること」が挙げられている。詳しい応募要項は同コンテストの要項ページで確認のこと。作品の投稿は、同コンテストの応募フォーム(近日公開)から行える。