米Googleはこのほど、第2四半期に、同社が開発しているOS「Chrome」を搭載するノートPC「Chromebook」を学校が購入した台数が100万台を超えたと発表した。

Chromebookは7月14日、国内でも提供が開始されることが発表された。国内で提供されるChromebookのメーカーは、AcerとAsus、Dell、HP、東芝で、具体的な製品名や価格などは個別に発表が行われる。

2万3,000人以上の学生を抱えるブリッジポート公立学校がChromebookを購入した学校の事例として、同社のブログで紹介されている。

同校でCIOを務めるデビッド・アンドラーデ氏によると、同校は失業率が高く労働者階級をベースとする地区にあり、ほとんどの生徒は校外でコンピュータにアクセスする手段を持っていなかったという。

同校では予算が限られていることもあり、手頃なPCとして、高校向けにChromebookを4,000台購入した。同氏は、Chromebookが自動的に更新されるので、サポートに要する時間とコストを削減できると述べている。

今後は、4学年から12学年までのすべての教室にChromebookを導入することを目標としているという。

ブリッジポート公立学校ではサムスン、エイサー、ヒューレット・パッカードのChromebookが導入されている