東日本高速道路は7月17日、東京湾アクアライン アクアブリッジ(橋梁部4.4km)全線の照明設備をリニューアルしたと発表した。海上部にかかる長大橋で、全線4.4kmにわたる低位置LED照明の設置は、日本の高速道路では最長となる。

照明をリニューアルした東京湾アクアライン アクアブリッジ

リニューアルにあたって、低位置LED照明を導入することで、CO2排出量を約40%、電力使用量を約40%削減した。CO2の削減量は、約1万8,000平方メートル(サッカーグラウンド2.5面分)の森林が年間に吸収するCO2の量に相当するという。

また、低い位置に照明を連続的に設置したことで、夜間の走行誘導性が向上した。

リニューアル前の証明設備はポール照明で、光源は高圧ナトリウムだった。

左から、リニューアル前の照明設備、リニューアル後の照明設備