サテライトオフィスは17日、Google Apps ScriptとGoogle Big Queryを用いた顧客情報管理アプリケーションのサンプルプログラムの販売を開始した。サテライトオフィスが運営する「サテライト・マーケットプレイス for Google Apps Script」から購入できる。価格は10万円(税別)、カスタマイズも別途有償にて対応する。

Google Big QueryはGoogleが提供するサービスのひとつで、クラウド内のビッグデータを高速に解析。マルチテラバイトのデータセットに対して、SQLに似たクエリを数秒で実行するという高速性を持つ。今回、サテライトオフィスが販売するサンプルは、Google Apps ScriptとGoogle Big Queryを利用した顧客情報管理アプリケーションのソースコードで、同社のマーケット「サテライト・マーケットプレイス for Google Apps Script」でデモが披露されている。

デモサイトでの実行画面。100,000のレコードが登録してあり、左下隅には検索に掛かった時間が表示される

サテライトオフィスは、Google Enterprise Day Tokyoでパートナーアワードの連続受賞実績を持つなど、Google App Engineで開発したシングルサインオン機能やワークフロー、ドキュメント管理、組織カレンダー機能など企業用に特化した多数のアプリケーションを展開している。