ヤフーは7月16日、「Yahoo! JAPANビッグデータレポート 人はいつ『楽しい』や『つらい』と感じるのか? ~つぶやき分析で見えた感情の推移~」を公開した。

同レポートは、「Yahoo!検索(リアルタイム)」の元データとなっているTwitterに投稿された日本人のつぶやきを約1ヵ月にわたり集計し、24時間の軸で解析し、各時間帯によくつぶやかれる言葉から感情の推移を調べたもの。

その結果、ツイート数は早朝5時台ぐらいが最も少なく、時間の経過とともに数を増やしながらお昼の12時台に一旦のピークを迎えた後、夜に向けて再び上昇して22時台を頂点とする推移が最も一般的なサイクルであることがわかった。

これを受け、同レポートでは、日本人が最も疲れている時間を抽出すべく、「疲れた」を含むツイート数の24時間推移を抽出した。「疲れた」というワードを含んだツイート数自体は22時台が最も数が多かった。

ただし、この値は全体のツイート量に影響されたもので、「疲れた」という言葉が22時台に代表される言葉とは言い切れないとして、さらに、同レポートでは24時間の各時間帯の総ツイート数に対して、「疲れた」を含むツイートの割合を調査した。こちらの推移を見ると、疲れた」のピークは17時台という結果が出た。

上記の手法を用いて、Twitterを利用する日本人の24時間の特徴を調べたところ、以下のような結果が得られた。

時間帯別の気分ワード TOP5 左が「早朝~昼前」、右が「正午~夕方」のデータ 資料:「Yahoo!検索(リアルタイム)」データ

時間帯別の気分ワード TOP5 左が「夜~夜中」、右が「深夜~未明」のデータ 資料:「Yahoo!検索(リアルタイム)」データ

同レポートによると、これらの言葉は、1ヵ月のうちほぼすべての日で対象時間帯における比率が最も高くなる傾向にあり、"その時間帯を表す言葉"と言えると分析している。