National Instruments(NI)の日本法人である日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は7月16日、USB接続タイプのデータ集録製品「NI USB-6000/6001/6002/6003」4機種を発表した。

同製品は、基本的なアナログ/デジタル入出力機能を備え(NI USB-6000はアナログ出力なし)、最大8チャネルの12~14ビットアナログ入力、最大2チャネルのアナログ出力、最大13本のデジタル入出力ラインを備えている。このため、シンプルなデータロギング、携帯性が求められる計測アプリケーションや教育機関で行われる実験用の基本的なデータ集録に最適となっている。さらに、手頃な価格でありながら、高度な計測にも対応できる性能を有している。

いずれの機種も、ANSI C、C# .NET、VB .NET、 NI LabVIEW、NI LabWindows/CVI、Measurement Studioに対応している。付属のドライバソフトウェア「NI-DAQmx」を使用することで、プログラミング言語、およびアプリケーション開発環境を選択してプログラミングすることが可能。立ち上げ時に使用するリソースも、様々なアプリケーション開発環境に対応したものを用意しているため、作業しやすい開発環境で簡単にセットアップが行える。

なお、価格はシングルエンド型のアナログ入力を8チャネル/差動型のアナログ入力を4チャネル備えた、分解能16ビット、サンプリングレート100kS/秒の「NI USB-6003」が5万5000円(税別)。