アシアルは7月16日、エンタープライズ向けモバイルアプリ開発基盤のクラウドサービスを9月より提供開始すると発表した。モバイルアプリ開発のバックエンドサービスを提供する米KidoZenと共同で提供する。

米KidoZenとの提携で、フロントエンドとバンクエンド開発を統合した業務用アプリ開発プラットフォームの提供が可能になった。

同プラットフォームでは、HTML5ハイブリッドアプリを効率的に開発するための開発ツール群を提供。IDEやデバッグツール、ソースコードの暗号化機能等が含まれる。

業務アプリを開発する際に必要となる各種サーバサイドの機能を提供し、ユーザー認証や、プッシュ通知、セキュアデータベース機能などが含まれる。

また、SaaS型のエンタープライズソリューションやWebシステムとのアプリの連携を容易にするコネクターも提供する。例えば、SalesForce.com、Google API、REST API等との接続機能がある。

ほかにも、ERP等の社内システムとの連携を容易にするコネクターを提供し、連携先としては、SAP、Oracle、Active Directory等が含まれる。従業員向けにアプリを配信、管理をするためのアプリストア機能も提供する予定だ。