エスキュービズム・テクノロジーは7月15日、実店舗とネットショッピングなど複数の販売チャネルを組み合わせるオムニチャネルへの取り組みに関する調査結果を発表した。同調査は取材型アンケート方式で、良品計画などの大手小売企業24社を対象として2014年1月27日~4月16日に実施された。
発表によると、対象企業の38%がオムニチャネルに取り組んでいる。各チャネルを活用している企業の割合は「実店舗」と「SNS」が100%、「ECサイト」「コーポレートサイト」「モバイルサイト」が89%などとなっている。
オムニチャネルの効果については、「顧客満足度が向上した」「会員登録数・ポイント利用数が増加した」「顧客の店舗来店 / 購入頻度が増えた」といった意見が多い。
また、店舗やECサイトでポイントプログラムを提供している企業は70%で、このうち、両チャネルでポイントプログラムを共通化している企業は29%となっている。